僕とインタ〜ネット

自販機の缶コーヒーがhotになって久しいですね。ブログより卒論を書くべきなalpconです。

ここへ来ている時点で皆さんはインターネットに接続されていますね。近年ではもうインフラのひとつと化したインターネット、皆さんはどのようにしてハマり始めたのでしょうか。というかこの質問自体が愚問で中学生や高校生、あるいは小学生の頃からインターネットが既に四肢の一部のような存在になっていた方もいておかしくないと思います。 今回はそんな僕のインターネット遍歴と付随して思うことをつらつらと書いていこうと思います。 書き終えてから自分の文を見返すと僕がいちばん嫌いな「上から目線の物申し」みたいになってるところが多くて嫌になってるのですが、あくまで僕の経験に基づいた主観でありしっかりとした論ではないと言うことを念頭に置いて目を通してみてください。

太古の昔

小学生の頃でしょうか。パソコンに初めて触れたのは。父親がPC版の信長の野望をやっているのを脇からチラチラ見ていたことだけはぼんやりと思い出せます。ブロードバンドって単語が当時かっこいいな〜とか少年心で考えてましたね。ブロードバンドって今死語ですよね。だってそれはあって当然と思われているじゃないですか。 母親が在宅で仕事をしている関係上、常にリビングにはパソコンがある状態でしたが、小学生当時僕にインターネットを使う用事はありませんでした。本当に。低学年の頃はDSやらWiiやらをやって過ごし、高学年の頃は中学受験の勉強に勤しんでいた(当社比)ので。そんなこんなで僕のインターネットとの出会いは遅かったように思えます。 僕が中学受験の塾に通っていた頃小学校が同じだったやつがたまたま塾にひとりいて、そいつと一緒に電車で帰る時毎回おもしろフラッシュの内容を語りで聞かされてました。今同じことをやられたら寒気で死んでしまいそうな行為ですが小学生の僕と彼にとってはめちゃくちゃ面白い時間だったのだと思います。

スマートフォンの登場

老人アピールをしたいわけではありませんが、僕が中学生になったばかりの頃はまだ世間、というか学生にはガラケーが主流でした。チャリ走やりませんでした?Flashの。ケータイにプリインストールされていたルールも知らない体験版の麻雀ゲームで鳴きまくったりしませんでしたか?ガラケーの写真加工機能で友達の写真に変な文字入れたりしませんでしたか?僕はやっていました。

だいたい僕が中学2年生あたりになった頃スマートフォンが学生レベルにも流通するようになりました。買ってもらえなかった子(僕もそうでした)はiPod touchで代用みたいなのが主流でしたね。 スマートフォンが流通する前の我々でインターネットをどっぷりやってる層ってあんまりいなかったように思えます。良くてケータイのブラウザでエロ動画漁ってるやつくらいかな?みたいな感じでした。僕も例外ではなく、家でごくたまにパソコン触る時に動画を見るくらいの使い方しかしてませんでした。そんな我々にとってスマートフォンの登場はもう革命ですよね。ありとあらゆる娯楽が文字通り手中に収まっているのですから。Flashゲームでドット絵棒人間を操作せずとも同レベルのミニゲームアプリはごまんとあります。動画も見れるし調べ物もお手の物。こんなものがうら若き中学生の手に入ってはインターネットの深い海にどんどん沈んでいく一方ですよね。 僕のインターネット遍歴はスマートフォンの入手と同時に始まると言って差し支えないでしょう。時系列順に僕のインターネットライフを書いていこうと思います。

Twitter

Twitterを全く持ってやっていない人って割と稀なんじゃないでしょうか。昔は「○○なう」なんて言い回しをするのが主流?なんてそんなレベルだったのが想像も出来ないくらい人々に使われるようになっていきましたね。誰目線だ? 元々僕は自分の意思でTwitterのアカウントを作ったわけではありませんでした。東日本大震災があった際、親に「メールはサーバーがダウンして連絡が取れなくなるから他のサービスで連絡を取れるようにしよう」とのことでTwitterのアカウントを作らされたわけです。当然リア垢という扱いです。まずこの時点で違和感があると思いますが、登場LINEは"まだ"流通していません。当然連絡手段はメールでした。そしてこれは今となっては想像しにくいと思いますが、「リア垢」なんて概念はありませんでした。そもそもTwitterがオタク向けなんて触れ込みも無いしアカウントを複数持つことも現代と比べたらレアケースだったと思います。

スマートフォンを持ち出しインターネットライフを初めてからしばらくし、誰に吹き込まれたのかも思い出せませんがオタクアカウントを作りました。こういう時代のインターネットの使い方の話は"黒歴史"なんて言って恥じる人が多いと思います。僕も例外ではありません。今とはかけ離れた使い方をしてたと思います。オタクアカウントの内訳がだいたい太鼓の達人だったのも相まって地獄の果てのようなインターネットユーザーの一員として生活してました。見知らぬオタクとある程度共通の話題について話すことの楽しさをここで感じたのだけは確実でしょう。

中学生当時の自分は何をインターネットで感じてたのでしょうか。多分何も考えてなかったと思います。というか、考えさせられるような深い話が自分のところに流れてこなかったからだと思います。炎上なんて単語もさほど聞かずに脳死で楽しんでいたのでしょう。ある意味正解だと思います。息抜きとしての存在意義はおおいに達成されている。 そんな感じで高校に上がってもTwitterライフをしていました。そしたらある日親にネットをやりすぎとの事でTwitterをやめろと言われアカウントを削除するところまで追い込まれ、突如████というインターネットユーザーは消滅することになるのです。当時はめちゃくちゃ悲しかったですね。今同じことをやられることはまずありえませんが、突然あまたのフォロワーの発言を見ることも自分が何か言うことも禁じられるのはなかなか辛いものです。

高校1年の後半はそんな感じで虚無になりながらニコニコ動画で音MADを見たりしてました。笑いのツボが小学生レベルなので人の顔とか声がひん曲げられてるのを見ると爆笑してしまうタチだったのでね。あとこの頃淫夢と出会いました。音MAD経由で淫夢音MADに行ってそこから元ネタを辿った結果見つけた感じだと思います。正直今現在のこのレベルまで肥大化するコンテンツだとは思っていませんでした。

2ちゃんねる

そんなこんなでインターネットで時間を浪費しつつ過ごしてるうちに僕は海外に行かなきゃいけませんでした。ここら辺の話は別記事https://alpcon.hatenablog.com/entry/2019/11/02/120154で詳しく書かれていますが、僕は満足にインターネットが使えない状態になりました。 そんな僕に一つだけ残されていた道があります。2ちゃんねるです。2ちゃんねるは貧弱なブラウザでも見ることが出来ました。この時に見始めた、というのではなく前々からiPod touchにBB2Cという専ブラを入れて忍法帖のレベル上げに勤しんでたりしましたが他の娯楽があったため敢えて2ちゃんねるを見る必要がありませんでした。ですが海外に来てやることが無い僕は2ちゃんねるを見たりして暇つぶししていました。海外IPなので当然書き込みは出来ません。が、海外にいる僕にとって日本の情報を得る貴重なツールにはなっていました。

多分僕のインターネットにおける信条とか思想はここら辺の時期に2ちゃんねるを見まくっていたことで形成されたところが大きかったりします。

僕は政治の話に関わりたくないし政治に対して関心を向けたくありません。今もそうです。なぜなら、2ちゃんねるでは永遠に醜い政治論争が行われていたからです。ただ議論をしているなら別に問題は無いと思います。ですが僕が目の当たりにしたのは右派/左派のレッテルの貼り合い、突拍子もなく出てくる特アの話と"喧嘩の材料に政治を使っている"ようにしか見えませんでした。これが2ちゃんねる内だけなら考えも改めましたが今現在のTwitterを見てみるとどうでしょう。同じです。一生僕は政治の話に関わりたくない。不快だ。

僕はニュース系まとめブログがめちゃくちゃ嫌いです。アフィブログと言った方が伝わるでしょうか。まとめブログに関する騒動に関してはインターネットで調べれば出てくると思います。そちらを参照願いたいです。最近話題のステルスマーケティングなんてのも昔まとめブログ周りで問題になったことがありますよ。 それ以上に僕がまとめブログが苦手な理由は文化的な理由です。 なんJ板という名前はよく見るかと思います。僕は野球の話が分からないのでなんJ民にはなりませんでしたが、なんJ内の内輪ネタなんてのは人気が高くまとめブログの格好の餌になっていたように思えます。まとめブログはアフィリエイト収入によって成り立っているものです。閲覧者数を増やし広告表示回数を増やすことが主目的です。するとどうするのか?より過激な内容を取り上げるようになります。 なんJがまとめブログに取り上げられる際メインのコンテンツは大抵スレ内の"レスバトル"という煽りあいになります。定期スレとか野球系のもあんのかな?見ないから分からないけど。レスバトル、煽り合う両人共に冗談でやっているならまあまあ面白いのですが便所の落書きに集う人間にまともな感性を期待してはいけません。多分マジでやってるのです。その発言を過激にまとめたものがまとめブログに転載され、それにハマった人間がインターネットをやるとどうなると思います?どこ行っても中途半端な猛虎弁で馬鹿の一つ覚えみたいに煽りしかしない人間が量産されます。色々な騒動を調べた時にキモイな〜ってなったことより、今現在インターネットを眺めた時に見た光景が不快すぎて本当にまとめブログが嫌いになっています。かなり主観で語っていますが、大ハズレではないんじゃないかなと思ってます。

自分で語っていてかなり偏った考えになっているな、と思いますがここら辺の価値観は2ちゃんねる由来のものです。ただ、2ちゃんねるは僕を偏屈にさせただけのものではありませんでした。専門板とかのスレではテンプレなんてのがありますが、どこのスレのテンプレにもだいたい「荒らしはスルー、荒らしに構う奴も荒らし」とありました。これ、僕はインターネットの金言だと思っています。Twitterでもなんでもそうですが、いちいち嫌なものに構わなきゃいいのです。2ちゃんねるの専ブラならNG機能があります。Twitterならブロックもミュートもあります。スルーすりゃいいんです。 今や陰湿で悪どいイメージがある2ちゃんねるですが、僕の中ではインターネット経験値を積ませてくれた場所なのかなと捉えています。ヲチスレとか特定祭りみたいなのは参加してませんでしたが、それなりに色々考えさせてくれたりしましたし時事ネタじゃなくとも色々な情報を得れたりしていました。まあ価値観はおかげでグッチャグチャにされたような気はしますが。 だいたい高校の3年くらいまでは2ちゃんねるをよく見てました。音ゲー板とニュース速報(嫌儲)をよく見ていました。

高校の3年くらいまでの僕は2ちゃんねるニコニコ動画くらいしか文化を吸収していなかったように思います。アニメもほとんど見ずに(見れずに?)高校生活を過ごしてたのでそこら辺には疎くありましたがインターネットそのものには浸かっているので今こんなのがあるらしい、くらいの超ぼんやりとした情報だけ知ってるような乾いた人間として高校を卒業していったんじゃないかと今は考えています。

Twitter2

僕は大学生になりました。大学生になってからTwitterを再開し、オタクアカウントたる今のアカウントでの活動も始まりました。

中学生の時と大学生の時でTwitterを使う際大きく異なることがあります。財力です。中学生やら高校生の僕はアルバイトができない環境下だったので、人に会おうにも会えずまた一応やってるという属性のゲームも満足にやり込めずに中途半端な状態での活動を強いられていました。ですが大学生となると話は変わってきます。大学生になってから何人のフォロワーと会ったでしょうか。それまでリアルで会った人数が0だったので、初期の僕はコミュニケーションが非常にたどたどしい感じでした。しかしまあ今となっては初対面の人とかでもそこまで違和感なくくっちゃべってたりします。あるこんとして活動しはじめた当時は僕がやってるゲーム(要は音ゲー)関連だけでフォロワーを構成していました。しかし今はどうでしょう。もうよく分かりません。何の人?みたいな人もいますし、前までこういう接点があったけど今はもうないみたいな人もいます。でも、それって面白いことだと思ってます。なんかよく分からない文化圏の人で僕が不快にならない発言をしてるのであれば色んな文化圏の人の話が聞けてることになるじゃないですか。あちらがどう思ってるのかは知りませんが、僕は人の話を聞きたいタイプの人間なのでぐっちゃぐちゃでカオスなタイムラインもまた一興だと思いながらTwitterライフを送ってます。

今、Twitterをやる上で嫌なことは正直そこそこあります。爆発的に嫌なことは昔たまに起こりましたが最近はありません、どちらかと言うと小さいのが蓄積する感覚です。僕のTwitter嫌なこと集〜なんて言ってグサグサとその内容を列挙していけば恐らくフォロワー全員が対象になりかねないです。人に対して攻撃的でありたいとは毛頭思っていないし、事を荒立たせるのが嫌なので今ここで僕の発散のためだけに嫌なことの詳細を書くのは避けます。ただ、僕が最近思うのは「他人に対して関心が高すぎる人が多すぎる」ということです。見知らぬ他人の発言を袋叩きにしてたりなんだったりみたいな状況が毎日起きているような気はします。 Twitterで嫌なことはありますが、そんな時は別のものを見たりします。2ちゃんねるだったり、よく分からんサイトだったり、Amazonでウインドウショッピングをしてみたり、作りもしない料理のレシピを見たりしてます。僕らはTwitterをする上で不快になってまでそうし続ける必要は無いのです。上手く付き合うことが1番だと思います。時には離れてもいいのです。インターネットに飲み込まれないように使いこなせればSNS疲れなんて言って精神を蝕まれることもないと思います。中学生のころ何も考えず好き勝手やっていたからそう見えるのかもしれませんが、近年のTwitterは本当に精神に毒なことが時折流れてくるように感じます。啓発ができるようなご身分ではありませんが、うまい付き合い方を個人で模索すべきだとは思います。

好き勝手ベラベラと書いた結果割ととりとめのない記事になりました。皆さんも自身のインターネット遍歴とかを振り返ってみるのもたまには楽しいかもしれませんよ。